3076 あいホールディングス株主総会 質疑応答メモ(2018年9月27日開催)

あいホールディングスの株主総会が2018年9月27日の10時から開催されました。
場所は東銀座の時事通信ビル2階「時事通信ホール」

機器類の販売が主力の会社です。
会長兼CEOは佐々木秀吉さん。
豊臣秀吉と同じ秀吉です。

業績は優秀。
売上の伸びと共に利益も安定して伸びてます(3076 あいHD業績)。

次にセグメント別の売上高と営業利益の全体に対する割合

売上高(緑色が情報機器、赤色がセキュリティ機器)

営業利益(緑色が情報機器、赤色がセキュリティ機器)

売上高の割合は情報機器が一番高いのですが、営業利益はセキュリティ機器が5割超え。
なので、質問で「一番収益性の高いセキュリティ機器に集中しないのか?」というのが出ていました。
回答聞いて思ったのですが、集中とか以前に機器販売にこだわっているわけじゃなさそうですね。

事業報告他20分、質疑応答は10分ほどで終了。
質問には全て会長の秀吉さんが回答。
質問の真意をくみ取るのが下手なのか、サービス精神希薄なのか、あっさり風味の回答が多かった気がします。
熟考タイプの会長さんなのかな。

質疑応答(要約)

Q1-1.社長のリーダーシップについて知りたい。先見の明が良かったのか。
特別なことをやっている訳ではない。
ごく当たり前のことを当たり前にやっているつもり。

Q1-2.株価に対する考えは?
私も20%ほど持っており、私がCEOでやっている間は常に株価~~~(聞き取れず)という気持ちで仕事をやっている。

Q2-1.対処すべき課題の中に「高齢化社会に伴う老健・介護施設等への事業拡大を推進していくこと」とあるが、今の状況とこれからについて教えて欲しい。
監視カメラが徐々に入り始めており、やはり主力製品である監視カメラを中心として拡大中。

Q3-1.アメリカで中国製の防犯カメラの問題が出たが、その代替として進出する気はないか?
そういったニュースもあるが、日本においては問題になっていない。
特にうちの主力はマンションが8割であまり影響はないと思う。
→(質問者:対処すべき課題に「未参入市場への切込み」とあったのでその範疇になろうかと思ってお伺いしました。)

Q4-1.選択と集中について。セキュリティ機器の部門が収益性・資本の効率性が高いと思うが、集中する気はないのか。
何が起きるか分からない時代だから、ある程度高収益な企業・業種をホールディングとして抱える方向で考えている。
その中でもよりよいシナジーを探していく、というビジネスモデルを考えている。

8912 エリアクエスト 株主総会 質疑応答メモ(2018年9月26日開催)

エリアクエストの株主総会が2018年9月26日の10時から開催されました。
場所は新宿住友ビル47階「新宿住友スカイルーム」
綺麗なところかと思ったら単なる貸会議室でした。
残念。

優待トラップで一躍有名になった会社です。
利回り抜群のクオカードで釣って1年経たずに速やかに廃止しました。
社長さん曰く、
思ってたより株主数増えすぎちゃった^^

総会直前までトランクルームの会社だと思ってたのは内緒。

社長の清原さんによるメモ棒読み高速進行&株主質問ガン無視で終結(笑
※質問はすぐ後の株主懇話会で受付

そんなわけで事業報告他15分、質疑応答10分ぐらいで終了。
質疑応答の方は答えないことによるてんやわんやで10分使っただけでした。
上手く応対すればいいのに頑固か。

その後の株主懇話会は40分ぐらいやっていました。
せっかく質問なくなるまで応対しているのにもったいない。
総会だと議事録の絡みがあるのかな。

質疑応答(要約)

Q1-1.東証一部にいきたいとあったが今も変わらないか。また、進捗状況は?
議案についての質問だけにしてください。
(株主:報告事項に関連している!)
この後の懇話会でお答えします。

Q2-1.先ほどの質問は報告事項に関連するから答えて!まったく答えないという会社を聞いたことがない。
Q2-2.株主優待制度を設定して1度だけの実施で廃止してしまった。優待が負担になったのだと思うが、500株以上の株主に実施するなどで負担を抑える方法は可能だと思う。また優待制度を復活させる意思はあるか?
(社長さん無視して進行)
議案についての質問は他にありませんか?

Q3-1.株主懇話会というものをやる、ということを事前に伝達していないので認識の違いがあるのではないかと思う。
Q3-2.配当性向は将来的にどう考えているか。
今期の予想は中間期末で合計2円、今後もこれぐらいの配当性向でやっていきたい。

株主懇話会(要約)

総会閉会を宣言後にそのまま株主懇話会を開催
おもむろに質疑応答で却下した質問に回答

(先のQ1-1について回答)
まだ主幹事証券と話してるだけ。

(先のQ2-2について回答)
推定1万人で置いていたが、3万人を超えた。
3万人もの方が株主になってくれたことに謹んでお礼を申し上げる。
しかも株価はあまり上がらなかった。
この流動性があるところはうちのいいところ!

業績と配当で答えていく。
いつまた始めるかは少し時間が欲しい。

(株価がこんなに下がっているということに対して)
高値を更新するぐらい頑張ります!
短期では責任持てないが、業績でお答えする。

Q4-1.臨時株主総会の開催のお知らせがIRに出ていない。中止のお知らせだけがでている。何故か。
Q4-2.今回選任の社外監査役「小川洋」さんについて。ゴルファーの方だったと思うがこれまでの経験がどう活きるのか。監査できるのか。
※遅れてきた方で高速で総会終了したので懇話会での質問になった模様。

臨時株主総会の開催についてのお知らせは出しているので見つけてください。
小川については賛否両論あった。
特にプロゴルファーに出来るのか、という同じような意見もあった。
たかだか取締役、たかだか監査役。一生懸命やれば誰にでもできるのではないか。
確かに元々はゴルフを教えてもらっていた関係。
しかし、15年目になりうちの社員とも交流していて、うちの会社をよく知っている。
うちの応援団の一人で監査役に相応しいと考えて私が推薦した。

Q4-3.自社株買いをしているが消却は考えているか。
前やった時は会社にお金がないので役員が買ったりした。
インサイダーになるのでどうするかは言えないが、消却しないと意味がないというのが私の想い。

Q5-1.平均勤続年数が1.8年。短いと思うが対策は?
社員数が少ないので辞めた場合の影響が大きい。
数字は悪化するかもしれないが、積極的にたくさん採用して辞める分は仕方ない。
10年以上の社員も半分ぐらいは居る。
1~2日で来なくなる人がいていまどきらしい。
改善に努める気は今はない。

Q5-2.昨年と比べて大株主の欄から一部の個人や証券会社が消えているが、優待発表後に売り抜けたのでは?見解を教えて欲しい。
私にはまったく分からない。
信用取引の人達の残高が減っただけでは。

Q5-3.サブリースで入居者を集められなかったリスクや地震リスクについて
入居者が集まらなかった場合のリスクについては解約できる契約なのでノーリスク。
地震のリスクについては、~~(聞き取れず)

Q5-4.現時点での自社所有のビル数は?
7件残っている。ビルというほどのものではない。売りに出せばすぐに売れるもの。

Q6-1.広告の看板。普段の清原社長の想いが表現されていない。社員の方々や株主の方々からデザインの募集をされたら如何か。
実は既に社員から募集したもの。今後についても募集してやりたい。

Q7-1.総会出席の株主に時間分の日当を検討いただけないか。
検討します。

Q8-1.投資有価証券を6億持っているようだが内容を教えて。売却益もあるが売買しているのか。
権限1千万で私が運用している。
うちのシステムでは900万を3回とかなら承認いらないが、同じ銘柄で売却する場合には役員会の承認がいる。
6億については、役員会で決めて東京電力を100万株ほど持っている。あとはその他。

4249 森六ホールディングス 銘柄メモ

2017年の年末に上場の4249 森六ホールディングス
天然藍の販売事業で創業→樹脂加工製品に転身
ホンダ9割、車体軽量化でEV関連

青は藍より出でて藍より青し
上手い
http://www.knak.jp/FYI/moriroku.htm

社歴350年
大株主の森茂は創業家
三輪繁信氏の社長就任は創業家以外から初
http://100nen-keiei-no-kai.jp/members/R10/index.html
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180209/bsl1802090500003-n1.htm

ケミカル事業はナフサ価格に影響受ける模様
2016年(2017年度)はナフサ価格下落で売上伸び悩んだ
http://www.daikeikagaku.co.jp/naphtha/

樹脂加工、本田9割だから本田の業績に連動するのかと思ったら関係なさそう
本田の生産情報から大まかな予測つかんだろうか(未検証)
四輪車 生産・販売・輸出実績

決算予想の傾向は慎重派のイメージ
2019/3月期の想定為替レート100円に設定している
平成31年3月期第1四半期決算短信補足説明資料

ちなみにUSドル円換算で1円上下した場合の為替感応度は、2018年3月期で売上高で14億円、営業利益で1憶円。
決算説明会質疑応答要旨

9月の優待クロス銘柄と逆日歩メモ

2018/9月期末決算銘柄の権利付最終日は9/25
株主優待は優待クロスでお得に取得できますが、高額な逆日歩がつく銘柄に注意が必要です。
逆日歩銘柄は制度信用ではなく、一般信用で取得がお勧め。
ということで、9月の注目優待銘柄

  • 4661 オリエンタルランド ディズニー1dayパス、1枚~※400株以上
  • 7412 アトム 優待ポイント、2,000円相当~
  • 7550 ゼンショー、1,000円相当~
  • 7616 コロワイド、優待ポイント、10,000円相当※500株以上
  • 9201 全日空 運賃50%割、1枚~※200株以上
  • 9202 ANA 運賃50%割、1枚~
  • 9936 王将 食事券2,000円相当~※9月は5%割引カードなし
  • 9943 ココス 食事券1,000円相当~+5%割引カード

ディズニー1dayパスポートは利回り低め。今年は3,000万程度あれば2400株で6枚まで取得可能。
ANAは早期割引と比べて割引率にメリットないけど、汎用性高い。換金性能も高い。
全日空もANAと基本同じ。ただし、3月権利と違って9月は200株以上から1枚。
ココスは食事券の他にココスで使える5%割引カードも手に入る(200株なら10%割引カード)。

9月優待銘柄の逆日歩情報

4661 オリエンタルランドの逆日歩情報

2014年に10円。今年3月は3日で3.3円、去年は3日で3.6円。

7412 アトムの逆日歩情報

2013年に16円。今年の3月は3日で1.05円と平穏だったようです。

7550 ゼンショーの逆日歩情報

2013年の24円を筆頭に9月は3年連続で高額付いたようです。今年の3月は3日で2.1円と比較的平穏。

7616 コロワイドの逆日歩情報

これまた2013年に高額叩きだしています。単元500株時代に23.5円。去年の3月は3日で61.5円。

9201 全日空の逆日歩情報

今年の3月が筆頭で8.4円(3日)。去年9月も7.5円(3日)で逆日歩付きやすくなっているのでしょうか。

9202 ANAの逆日歩情報

直近逆転ですが、過去は全日空よりANAの方が逆日歩高く付く傾向。

9936 王将の逆日歩情報

2014年の10円を筆頭に基本付くようです。

9943 ココスの逆日歩情報

近年高額連発で2017年には100円超え。