6312 フロイント産業 銘柄メモ

  • フロイントはドイツ語で「友達」
  • 錠剤コーティング装置で創業
  • 製造機械メーカー
  • 医薬向け主力
  • ファブレス(米国子会社は自社工場、添加剤は混合設備保有・日本は浜松)
  • 日本トップシェア(2/3)、世界三強
  • 世界競合は欧州2社、欧州では圧倒的に弱い
  • 業績は各社の設備投資動向に左右される(機械部門)
  • 化成品部門の添加剤は一度使われるとそのまま使われる、薬の売上が順調なら添加剤も売上あがる(逆に順調じゃなければ売上下がる)
  • 機械部門は納期長い(4か月~6か月、ものによっては1年)
  • 2012から新社長(伏島巖)
  • 第三世代タブレックス(1台1億ぐらい)2016/7から市場展開、インクカートリッジでストック収入狙う
  • 受注時に全体の1/3が前受金、機械納入まで時間が掛かる模様(数か月~1年)

化け要素

  • リチウムイオン電池の極材製造装置
  • 全個体電池(微粒子作製、微粉末コーティング)
  • 医薬品添加剤の供給体制拡張、海外展開(インド)
  • アジア席捲

業績は機械部門が大きいので設備投資の動向に左右されますが、多少の凹凸ありながらも順調に伸ばしています。
リチウムイオン電池の方は成約に至らず停滞中のようですが、医薬品添加剤のインド展開は順調なようで、今後も期待できるのではないかとみています。
ちなみに医薬品添加剤が伸びれば業績の安定感は増すはず。
時価総額149億円(2018/12/28の終値)
2022年に売上300億、営業利益30億を目標

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