8912 エリアクエスト 株主総会 質疑応答メモ(2018年9月26日開催)

エリアクエストの株主総会が2018年9月26日の10時から開催されました。
場所は新宿住友ビル47階「新宿住友スカイルーム」
綺麗なところかと思ったら単なる貸会議室でした。
残念。

優待トラップで一躍有名になった会社です。
利回り抜群のクオカードで釣って1年経たずに速やかに廃止しました。
社長さん曰く、
思ってたより株主数増えすぎちゃった^^

総会直前までトランクルームの会社だと思ってたのは内緒。

社長の清原さんによるメモ棒読み高速進行&株主質問ガン無視で終結(笑
※質問はすぐ後の株主懇話会で受付

そんなわけで事業報告他15分、質疑応答10分ぐらいで終了。
質疑応答の方は答えないことによるてんやわんやで10分使っただけでした。
上手く応対すればいいのに頑固か。

その後の株主懇話会は40分ぐらいやっていました。
せっかく質問なくなるまで応対しているのにもったいない。
総会だと議事録の絡みがあるのかな。

質疑応答(要約)

Q1-1.東証一部にいきたいとあったが今も変わらないか。また、進捗状況は?
議案についての質問だけにしてください。
(株主:報告事項に関連している!)
この後の懇話会でお答えします。

Q2-1.先ほどの質問は報告事項に関連するから答えて!まったく答えないという会社を聞いたことがない。
Q2-2.株主優待制度を設定して1度だけの実施で廃止してしまった。優待が負担になったのだと思うが、500株以上の株主に実施するなどで負担を抑える方法は可能だと思う。また優待制度を復活させる意思はあるか?
(社長さん無視して進行)
議案についての質問は他にありませんか?

Q3-1.株主懇話会というものをやる、ということを事前に伝達していないので認識の違いがあるのではないかと思う。
Q3-2.配当性向は将来的にどう考えているか。
今期の予想は中間期末で合計2円、今後もこれぐらいの配当性向でやっていきたい。

株主懇話会(要約)

総会閉会を宣言後にそのまま株主懇話会を開催
おもむろに質疑応答で却下した質問に回答

(先のQ1-1について回答)
まだ主幹事証券と話してるだけ。

(先のQ2-2について回答)
推定1万人で置いていたが、3万人を超えた。
3万人もの方が株主になってくれたことに謹んでお礼を申し上げる。
しかも株価はあまり上がらなかった。
この流動性があるところはうちのいいところ!

業績と配当で答えていく。
いつまた始めるかは少し時間が欲しい。

(株価がこんなに下がっているということに対して)
高値を更新するぐらい頑張ります!
短期では責任持てないが、業績でお答えする。

Q4-1.臨時株主総会の開催のお知らせがIRに出ていない。中止のお知らせだけがでている。何故か。
Q4-2.今回選任の社外監査役「小川洋」さんについて。ゴルファーの方だったと思うがこれまでの経験がどう活きるのか。監査できるのか。
※遅れてきた方で高速で総会終了したので懇話会での質問になった模様。

臨時株主総会の開催についてのお知らせは出しているので見つけてください。
小川については賛否両論あった。
特にプロゴルファーに出来るのか、という同じような意見もあった。
たかだか取締役、たかだか監査役。一生懸命やれば誰にでもできるのではないか。
確かに元々はゴルフを教えてもらっていた関係。
しかし、15年目になりうちの社員とも交流していて、うちの会社をよく知っている。
うちの応援団の一人で監査役に相応しいと考えて私が推薦した。

Q4-3.自社株買いをしているが消却は考えているか。
前やった時は会社にお金がないので役員が買ったりした。
インサイダーになるのでどうするかは言えないが、消却しないと意味がないというのが私の想い。

Q5-1.平均勤続年数が1.8年。短いと思うが対策は?
社員数が少ないので辞めた場合の影響が大きい。
数字は悪化するかもしれないが、積極的にたくさん採用して辞める分は仕方ない。
10年以上の社員も半分ぐらいは居る。
1~2日で来なくなる人がいていまどきらしい。
改善に努める気は今はない。

Q5-2.昨年と比べて大株主の欄から一部の個人や証券会社が消えているが、優待発表後に売り抜けたのでは?見解を教えて欲しい。
私にはまったく分からない。
信用取引の人達の残高が減っただけでは。

Q5-3.サブリースで入居者を集められなかったリスクや地震リスクについて
入居者が集まらなかった場合のリスクについては解約できる契約なのでノーリスク。
地震のリスクについては、~~(聞き取れず)

Q5-4.現時点での自社所有のビル数は?
7件残っている。ビルというほどのものではない。売りに出せばすぐに売れるもの。

Q6-1.広告の看板。普段の清原社長の想いが表現されていない。社員の方々や株主の方々からデザインの募集をされたら如何か。
実は既に社員から募集したもの。今後についても募集してやりたい。

Q7-1.総会出席の株主に時間分の日当を検討いただけないか。
検討します。

Q8-1.投資有価証券を6億持っているようだが内容を教えて。売却益もあるが売買しているのか。
権限1千万で私が運用している。
うちのシステムでは900万を3回とかなら承認いらないが、同じ銘柄で売却する場合には役員会の承認がいる。
6億については、役員会で決めて東京電力を100万株ほど持っている。あとはその他。

4249 森六ホールディングス 銘柄メモ

2017年の年末に上場の4249 森六ホールディングス
天然藍の販売事業で創業→樹脂加工製品に転身
ホンダ9割、車体軽量化でEV関連

青は藍より出でて藍より青し
上手い
http://www.knak.jp/FYI/moriroku.htm

社歴350年
大株主の森茂は創業家
三輪繁信氏の社長就任は創業家以外から初
http://100nen-keiei-no-kai.jp/members/R10/index.html
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180209/bsl1802090500003-n1.htm

ケミカル事業はナフサ価格に影響受ける模様
2016年(2017年度)はナフサ価格下落で売上伸び悩んだ
http://www.daikeikagaku.co.jp/naphtha/

樹脂加工、本田9割だから本田の業績に連動するのかと思ったら関係なさそう
本田の生産情報から大まかな予測つかんだろうか(未検証)
四輪車 生産・販売・輸出実績

決算予想の傾向は慎重派のイメージ
2019/3月期の想定為替レート100円に設定している
平成31年3月期第1四半期決算短信補足説明資料

ちなみにUSドル円換算で1円上下した場合の為替感応度は、2018年3月期で売上高で14億円、営業利益で1憶円。
決算説明会質疑応答要旨

9月の優待クロス銘柄と逆日歩メモ

2018/9月期末決算銘柄の権利付最終日は9/25
株主優待は優待クロスでお得に取得できますが、高額な逆日歩がつく銘柄に注意が必要です。
逆日歩銘柄は制度信用ではなく、一般信用で取得がお勧め。
ということで、9月の注目優待銘柄

  • 4661 オリエンタルランド ディズニー1dayパス、1枚~※400株以上
  • 7412 アトム 優待ポイント、2,000円相当~
  • 7550 ゼンショー、1,000円相当~
  • 7616 コロワイド、優待ポイント、10,000円相当※500株以上
  • 9201 全日空 運賃50%割、1枚~※200株以上
  • 9202 ANA 運賃50%割、1枚~
  • 9936 王将 食事券2,000円相当~※9月は5%割引カードなし
  • 9943 ココス 食事券1,000円相当~+5%割引カード

ディズニー1dayパスポートは利回り低め。今年は3,000万程度あれば2400株で6枚まで取得可能。
ANAは早期割引と比べて割引率にメリットないけど、汎用性高い。換金性能も高い。
全日空もANAと基本同じ。ただし、3月権利と違って9月は200株以上から1枚。
ココスは食事券の他にココスで使える5%割引カードも手に入る(200株なら10%割引カード)。

9月優待銘柄の逆日歩情報

4661 オリエンタルランドの逆日歩情報

2014年に10円。今年3月は3日で3.3円、去年は3日で3.6円。

7412 アトムの逆日歩情報

2013年に16円。今年の3月は3日で1.05円と平穏だったようです。

7550 ゼンショーの逆日歩情報

2013年の24円を筆頭に9月は3年連続で高額付いたようです。今年の3月は3日で2.1円と比較的平穏。

7616 コロワイドの逆日歩情報

これまた2013年に高額叩きだしています。単元500株時代に23.5円。去年の3月は3日で61.5円。

9201 全日空の逆日歩情報

今年の3月が筆頭で8.4円(3日)。去年9月も7.5円(3日)で逆日歩付きやすくなっているのでしょうか。

9202 ANAの逆日歩情報

直近逆転ですが、過去は全日空よりANAの方が逆日歩高く付く傾向。

9936 王将の逆日歩情報

2014年の10円を筆頭に基本付くようです。

9943 ココスの逆日歩情報

近年高額連発で2017年には100円超え。

8月の優待クロス銘柄と逆日歩メモ

2018/8月期末決算銘柄の権利付最終日は8/28
株主優待は優待クロスでお得に取得できますが、高額な逆日歩がつく銘柄に注意が必要です。
逆日歩銘柄は制度信用ではなく、一般信用で取得がお勧め。
ということで、8月の注目優待銘柄

  • 2157 コシダカ 株主優待券、2,000円相当~※400株以上でカタログギフト有
  • 2305 スタジオアリス 株主写真撮影券、1枚~
  • 3046 ジンズ 買物優待券、5,000円相当~
  • 3048 ビックカメラ 買物優待券、1,000円分~
  • 3063 ジェイグループホールディングス 食事券、2,000円相当~※芋蔵など
  • 3387 クリエイト・レストランツ HD 食事券、3,000円相当~
  • 3543 コメダ 自社電子マネー、1,000円相当
  • 7581 サイゼリヤ 食事券等、2,000円相当~
  • 7630 壱番屋 優待券、1,000円相当~※ココイチ
  • 8200 リンガーハット 食事優待券、1,080円分~
  • 8267 イオン 優待カード、3%~
  • 9861 吉野家 飲食券、3,000円分~
  • 9979 大庄 飲食券・産直品、2,500円相当~

8月優待銘柄の逆日歩情報

2157 コシダカの逆日歩情報

2015年の20円を筆頭に高額叩きだしてます。
去年はランク外ですが1.35円。

2305 スタジオアリスの逆日歩情報

決算期変更で去年までは6月権利だったと思います。
発生しても0.05円が多いようですが、2014年の19円が怖い。

3046 ジンズの逆日歩情報

去年は0.15円で済みましたが、2016年の76.80円はツライ。

3048 ビックカメラの逆日歩情報

去年が1.10円で筆頭。

3063 ジェイグループホールディングスの逆日歩情報

2月権利で高額でてます。16円。
去年の権利日も14.40円。

3387 クリエイト・レストランツ HDの逆日歩情報

2月権利で8.5円、2015年は20円発生しています。
ちなみに去年8月は1.45円。

3543 コメダの逆日歩情報

これまで逆日歩発生なし、というか制度信用で売れません。
一般信用で取扱いのある証券会社でクロス一択。

7581 サイゼリヤの逆日歩情報

2016年の3円が筆頭。

7630 壱番屋の逆日歩情報

ここも2017年から決算期変更ですね。
2016年までは5月と11月だったので、2016年の5月に56.80円叩きだしています。

8200 リンガーハットの逆日歩情報

2月も権利日です。
2016年2月の18円を筆頭に高額安定。

8267 イオンの逆日歩情報

2.5円が筆頭。

9861 吉野家の逆日歩情報

2016年に24円、2013年に3日分で60円がでています。

9979 大庄の逆日歩情報

今年の2月権利で16円、2016年には21円。

8153 モスフードサービス株主総会 質疑応答メモ(2018年6月27日開催)

モスフードサービスの株主総会が2018年6月27日の14時から開催されました。
場所は大井町のきゅりあん8階「大ホール」

モスバーガーを展開する会社なので知っている方も多いでしょう。
山海太陽でMOS。
業績は総会でも指摘あった通り、ぱっとしません(8153 モス会社業績)。

質問で中国の話が出ていましたが、有報に中国見えず・・・。(地域ごとの売上

会場にあった出店状況には中国14店舗とありました。

第2の柱についても質問でていましたが、確かに伸びていません。(セグメントごとの売上高
モスと同じぐらいにする気あるのか、と叱咤激励していました笑

お土産がなくなって残念な方が多かったようで、お土産の質問が何回か出ていました。
取締役の福島さんが言葉尻を捉えられてしまいやり玉に。
唯一、櫻田会長と創業者の話が良かったかな(文字にすると伝わらないけど)。

事業報告他30分、質疑応答は1時間ほどで時間切れ終了。
当たり障りのない(中身のない)回答が多かった印象です。
語りたい株主が多くて要領を得ない質問ばかりだったので仕方ない。

質疑応答(要約)

Q1-1.新任の取締役(西川取締役)の自己アピールください!
(中村社長が回答)
外資系の社長をしており我々のもっていない知識をもっている。
最近のコーポレートガバナンスの要請もあって、我々は毎年改善をしている。
その改善具合を4年前に社外取締役であった西川取締役にもう一度点検してもらう意図もあって候補者とした。

Q2-1.海外事業の伸びが悪い。中国は前年と変わっていない。海外で一番伸びそうなところは?
(滝深国際本部長)
中国は変化が激しく、対応が追い付いていない。
サプライヤーの整備も不十分。
海外でどこが一番伸びる可能性があるかは、やはり中国が大きな市場だと思っている。

Q3-1.お土産が無くなった理由は?東証から圧力あった?
(福島経営サポート本部長)
昨年は1600名ほどの株主が来たが、お土産だけ受け取って帰った方が600名、途中で退場した方もいた。
東証からは直接の指導ではないが、株主総会に来れる方と来れない方で不公平感はできるだけなくすようにというのはあった。
我々は株主懇談会を別途開催して株主との対話の場とし、株主総会は議案をしっかり審議する場にしたいと考えている。

Q3-2.リンガーハットみたいな方法はどう考える?
(福島経営サポート本部長)
ひとつの方法として参考にさせて頂きます^^
※リンガーハットは議決権を行使した人に食事券を送っているらしい。

Q4-1.味が偏るのが怖い。商品開発の進め方は?
(太田商品本部長)
担当者が作り上げたものを私が確認し、最終的には会長の櫻田が確認している。
(中村社長が補足)
上司がチェックし、最終的に役員が評価。

Q5-1.他の会社で半数が1年未満の株主という話を聞いて驚いた。この1年の株主の動きが知りたい。10年20年という長期でモスを応援する株主にどう報いるのか?
(福島経営サポート本部長)
株主としては個人が98%を占めており、直近では2300名ほど増えている。
三分の一が入れ替わっているということではない。
中長期で保有している株主が多くおり、どのように報いるかは社内で検討中。

Q6-1.役員席に名前が貼っていなくて誰が誰だかわからない。何故名前を貼っていないのか?
(中村社長)
席次表(会場入り口前で配っていた)で分かると思っていた。
次回から検討する。

Q6-2.待合室に飲み物がない。節約なのか?
(中村社長)
検討する。

Q7-1.インバウンドでイスラム圏の人が来る。対応は?
(太田商品本部長)
ハラルへの対応はかなり研究したが、宗教の問題が関わっており、末端のアルバイトまで教育するのはハードルが高い。
ヘルシーな商品は進めていくが、ハラルに関してはやっていかないと結論を出している。

Q7-2.廃プラスチックといった環境汚染への取り組みは?
(原口監査室長)
創業以来取り組んでおり、年々プラスチックの量は減っている。
ヨーロッパを中心としたプラスチックを無くす動きは注視しているが、今のところは現状の取り組みを粛々と行っていく。

Q8-1.おもてなしと書いてあるが、ファーストフード業でどのようにおもてなしするのか?
(滝深国際本部長)
日本のおもてなしをどのように海外で表現するのかだが、人がサービスをすることで伝えるという考え。
スタッフへの教育を徹底していく。

(都築ストア事業本部長)
お迎えする瞬間、商品をお渡しする瞬間、最後にお見送りする瞬間に笑顔でご挨拶することから始まると考えている。
モスアカデミーでは一人一人に伝わるような年間のプログラムを作って教育している。
インバウンドの方に対して4か国語のメニューを用意したり、日本固有の調味料である味噌や醤油、抹茶を使用した商品を提供しておもてなしをしたいと考えている。

Q9-1.モスバーガーは接客というものを大切にすべき会社。福島役員からお土産だけで帰るのは如何なものかという趣旨の発言があった。
(中村社長)
誤解を与えてしまう表現でした。
誠実にやっていく姿勢でいますので、ご理解くださればありがたい。

Q9-2.4か国語のメニューは全店に置いてあるのか?
(都築ストア事業本部長)
各店舗からの発注になっている。
営業の方から指導していく。

Q10-1.その他の飲食事業が大きくならない。モスと同じ規模の事業を作る気概はあるのか?
(内田新規事業本部長)
新規事業スタート時には必ずモスを超えると志を大きくもっている。
マザーリーフを創業時手掛け、しばらく離れていたが、今年の4月から新規事業に復帰した。
皆さまにいいお店になったと言って頂けるように4月から頑張っているので応援頂きたい。

(中村社長)
今の新中計は今年が最後の年になる。
とにかく第2の柱をFC展開するんだという風に、2018年を勝負の年という気持ちで取り組んでいる。
期待してお待ちいただきたい。

Q11-1.お土産が無くてもこれだけの株主が来た。来てくださった株主への気持ちを述べろ!
(福島経営サポート本部長)
不快な思いをさせてしまい申し訳ない。
皆さんの気持ちに応えるにはきちっと経営を担って、来年再来年と更に良い形で株主総会を迎えたいと考えている。

(中村社長)
思ったのは会長から聞いた創業者の話。
雨の日に会長が「今日もお客さん少ないだろう」と言ったところ、創業者から「雨の日に来てくれるお客様だから大切」と言われた。
お土産があってもなくても株主総会に来てくださった株主の方々に対して、ありがたい、と思わないといけない。
そういう気持ちでやっていくので応援してほしい。

(櫻田会長)
改めて感じたのは自分の思っていることを伝えるのは本当に難しいと「お土産」というテーマで学ばせて頂いた。
自分では良かれと思っても、その通りに受け止めて頂けなかったり、言葉が足りなかったり、熱意が足りなかったり。
新規事業の質問もあったが、一生懸命やっていても伝わって初めて感謝される。
先ほど中村が創業者の話をしたが事実。
私が店長だった頃、雨ではなくあれは実は雪の日。
固定電話に掛かってきて「今日はどうだ、お客様は」と聞かれた時に「今日は朝から3名しかお客様みえていません」と(答えた)。
「なんて言った。しか、と言ったな。こんな雪の日に、3名の方もみえたという風に思わないと、商売やっていることではないよ」と(言われた)。
それだけお客様がみえたということに感謝しないといけない。

Q12-1.ネット注文。持ち帰りと配達しかなく、店内で食べる選択肢がない。増やせないか?
(川越ブランド戦略室長)
席の確保の問題があり対応できていない。
ニーズはあると思っているので、もう少しお時間を頂きたい。

Q12-2.お財布携帯。画面が暗い場合に読み取れないが改善できないか?
技術的な問題があり、一定の輝度がないと対応できない。
決済については幅広く対応していきたいと考えている。

Q13-1.中計。非常に固く伸びを期待させる内容ではない。経営者の意欲を聞きたい。
(中村社長)
現在の中計は堅実にした。
次の新中計を野心的にするかは答えられない。
作った以上はなんとか達成する気持ちでやっていく。

Q14-1.仙台からきた。株主懇談会の開催が仙台にないがやって貰えないか?
(中村社長)
確かに東北でやったことはない。
来場する株主数を勘案して検討する。

Q14-2.株主優待。モスの株主優待はマクドナルドと差がある。見直しは考えないか?
(福島経営サポート本部長)
使い勝手、お得感があると思うので検討する。

8771 イー・ギャランティ株主総会 質疑応答メモ(2018年6月27日開催)

イー・ギャランティの株主総会が2018年6圧27日の10時から開催されました。
場所は渋谷エクセルホテル東急6階「プラネッツルームA」
信用リスクヘッジサービスという一般に馴染みない事業だけあって参加人数少なめです。
20~30人程度でしょうか。

業績はずっと増収増益(8771 イーギャラ会社業績

売上以上に利益が伸びているのは原価率が年々減っているため(8771 イーギャラ 原価率)。
回答でもありましたが、ファンド活用が効いている模様。

倒産件数増えても価格転嫁できるとのこと。
不況時の花形企業になれるでしょうか。
ITバブルも経験していると言ってたのにはびっくりしました。
平成12年9月設立と沿革にあるので、ITバブル崩壊後ってことでしょうか。

事業報告他30分、質疑応答30分ぐらいで終了。
質疑応答は江藤社長が全て回答。
途中で打ち切りということなく最後まで対応していました。

質疑応答(要約)

Q1-1.潜在的な市場規模として2004年の資料があったが、現在の状況が知りたい。
経済産業省が調べた公的な資料は2004年が最後。
推計ではあるが、現在でも日本全体の売掛債権は200兆円で推移。
保証されている金額は、これも推計だが2兆~3兆円。

Q1-2.欧州では10%ぐらい保証されているが日本では0.6%。違いは何故か。
保証の浸透に違いがある。
日本では保証を掛けたいところにだけ掛ける。
欧州では取引先全てについてまとめて保証を掛けるのが主流。
また、保証料率にも違いがある。
欧州では安全なところにも掛けるから0.数%という保証料率になっている。
日本では保証料率が高く、当社では1.5%程度が平均。
保証規模の拡大と共に2008年の3.2%から現在の1.5%を切るところまで下げてはいる。
市場の浸透に従ってコスト次第で保証をかけるところも増えると思うが、まだそこまでのレベルに至っていない。

もう一つの理由としては、日本は倒産が少ない。
我々の保証事業は倒産が多い時の方が売りやすい。
過去においても倒産が増えると保証量が増えるということを繰り返している。
当社は80%近くの売上総利益率を確保しており、料率が下がっていても利益率は上昇している。
値段を下げていっても利益を落とさないよう事業を進めている。
今後も倒産の増加に合わせて、市場の拡大を加速させていきたい。

Q1-3.配当。設備投資の必要がない事業だと思うが、なぜ今の配当性向が妥当だと考えるか。
安定配当を重要視しており、短期業績によらない配当方針。
我々の保証事業はリスクをヘッジしているので現金はあまり必要ないが、保証するにあたっては「イーギャランティは大丈夫なのか」ということを問われる。
保証する力がある会社ということを示すには、ある程度の純資産・現金を持つ必要があり、今の資産レベルは妥当だと考える。

Q2-1.契約更改率はどれぐらいか。また解約の理由は?
概ね90%が更改する。
更改しない場合の理由は、保証事故(倒産)がない、コスト削減というものが多い。

Q3-1.地銀の販売網を使って販売しているとあるが、地銀の業績不振は影響あるか?
地銀は融資で収益をあげるのが難しくなっており、当社の商品を紹介して収益を得るようなビジネスマッチング業務やコンサルティング業務を強化していく流れ。
我々の感覚としては地銀からの感触はよい。
再編もほとんどの地銀と提携しているから、業務提携がなくなるということはない。
逆に相手方との業務提携が増えていく環境になっており、プラスの印象で捉えている。

Q4-1.売上総利益率が80%ぐらいで過去と比べてだいぶ上がっている。何故か。
背景としては倒産が少ないため流動化コストが下がっている。
以前は損害保険会社などにリスク回避していたが、昨今は機関投資家から投資ファンドに出資してもらい、そこにリスクをヘッジすることが増えている。
たくさんのリスクを分散して引き受ける形になるから、低コストでリスクヘッジが可能になる。
また、当社の審査力は4,5年前と歴然な差ができている。
倒産確率が非常に精緻に予想できるようになったので、リスクに応じた保証料率で提供でき、利益率が上がっている。

Q4-2.不況になって倒産が増えると売上高が伸びると記憶しているが、利益率はどうなるか。
倒産が増えるとすぐに保証料率を上げるから、本来は売上総利益率はさほど変わらずに推移するのが一般的。
ただ、1年契約なので契約途中で変えることはできない。
1年後を待って徐々に引き上げていくというのが実態。
従って、倒産が増えると保証量はかなり増え、売上総利益率は落ちると考えている。
全体としての利益額はかなり増加すると予想している。
過去はこのような形で不況期に遭遇した。

Q4-3.ラクーンは競合になるか。御社との違いは?
同じ売掛債権保証ではあるが、対象としている金額・ターゲットに違いがあると考えている。
ラクーンは小口の債権を保証する会社だと理解している。
もともとインターネット上の売買仲介が主業で、その際に保証にも対応するため売掛債権保証を独立させて拡販していると認識している。

Q5-1.売上高が落ちるケースはどのような状況か。
リーマンショックやITバブルも経験したが、一貫して増収増益を維持してきた。
あり得るとすれば、とんでもない競合が現れて市場を一気に席捲されるといった場合。
だが、倒産確率のデータを集めるのは簡単なものではなく、リスクのヘッジも合理的な説明ができないと難しい。

Q6-1.株主還元。自社株買いより配当で還元していく考えか。
これまでは配当で還元してきた。
株主還元として何がよいかは今後も考えていきたい。

Q6-2.現金比率に目安はあるか。
指標があるわけではないが、海外の保証事業会社では保証残高の1%ぐらいの現金を積むのが通常と聞いている。
当社においては、リスクヘッジしているのでほとんどリスクが残っていない。
しかし、お客様にそこまで説明することは難しいから、概ね1~2%の現金を意識して積んでいる。

Q7-1.社宅を手放す会社も多い中、なぜ取得したのか。社宅代行会社は利用しないのか。
単身者のための独身寮として取得した。
社宅に入る入らないで離職率に違いがでる。
当社は新卒採用が中心だが、入社3年の離職率が5%以内で全国の平均からは低い数値だと認識している。
当社は採用環境がよいが、見られる部分として離職率があり、優秀な人材の確保という観点から寮というのは、機能していると考える。
連帯感、一体感は重要だと思っており、自社寮で運営した方がよいと判断した。

3258 ユニゾ株主総会 質疑応答メモ(2018年6月20日開催)

ユニゾホールディングスの株主総会が2018/6/20 10:00から開催されました。

増資で有名なユニゾさんです。

新幹線にホテルユニゾの広告が貼ってあるので知っている人も多いかと思います。

場所は六本木グランドハイアット東京3階「グランドボールルーム」

業績は素晴らしいです(3258 ユニゾ 会社業績

でも毎年増資しているのでEPSは上がらず。

業績の伸びと共に有利子負債も伸びてます。

三年連続増資ということで、さすがにお怒りの方がちらほら。

だいぶ含み損な方が居らしたようで、しきりに叫んでいました。

議長(小崎社長)に静粛にとなだめられる場面も笑

事業報告他30分、質疑応答30分ぐらいで終了。

質疑応答は途中で打ち切りということなく、他に質問ありませんか、と最後まで対応する気があって好印象です。

気になったのは壁際に社員がずらっと座っていたことぐらいかな。暇か。

回答は小崎社長も答えていましたが、財務系は香村常務、他は山本専務に振ってました。

質疑応答(要約)

Q1-1.八重洲ビル。再開発の状況はどうなっているか?
(山本専務)
八重洲の再開発については2013年3月に再開発協議会が準備組合に移行し、現在は準備組合が中心となって再開発の事業計画の検討を行っている。
当社においては経済合理性に即して検討していく。

Q2-1.増資。3年連続で公募増資しているが、第3次中期経営計画を作った時点で増資も計画に入っていたのか?
(山本専務)
2016年度は850億円の投資計画だったが1300億円の投資、今年度は800億円の投資計画。
(以下、Q2-2とQ2-3の内容を話していた。計画に入っていたかどうかに答えていなかった。後で計画していた訳ではない旨の回答ありQ7-1。)

Q2-2.最近は株主還元策として自社株買いする企業が多いが、貴社は真っ向から対立している。どういう考えでいるのか?
(山本専務)
公募増資によって自己資金が拡充され、財務基盤の強化に寄与する。
安定配当と自己資本の充実のバランスをとっていくことが基本的な資本政策。
自己株式の取得・消却は現時点では考えていない。

Q2-3.早い段階で公募増資に応募した株主ほど割を食っているが、どのように報いていくのか?
(山本専務)
引き続き優良収益物件を着実にポートフォリオに加えていくことが収益基盤の強化となり、株主価値の向上に繋がるものと考えている。

Q3-1.高値5100円だったのが今は2100円。株価対策はどうするのか?
(山本専務)
グローバルに成長することを目指して収益の着実な向上に取り組む。
もっと理解してもらえるようIR活動頑張る。

Q4-1.3年連続増資すれば株価下がる。もっと市場の声聞け。経営者は市場に向き合う必要があるが、株価対策についてどう考えているのか?
(小崎社長)
これまでの10年間の収益・財務内容の状況から、増資が必須だったことは理解していただけると思う。
収益の今年度目標は100億弱、含み益は1800億と10年間で10倍以上になっている。
こういうことを含めて、海外を含めた投資家に弊社の良さを発信していく。

Q5-1.公募増資。PBR1倍を切っていて行うのは合理的なのか?
(山本専務)
第3次中期経営計画を着実に推進していくために増資を決定したので、理解してほしい。

Q6-1.配当利回り3%を超えているのに(株価が)芳しくない。何かできないのか?
(小崎社長が回答)
収益・含み益の状況などをふまえて、投資家の皆様により良く説明していきたい。

Q7-1.増資。単年度毎に資金需要をみながら増資を決定していった旨の回答(※実際にはそのような回答はない)があったが、今後も資金需要をみながら公募増資をやっていくのか?
(小崎社長が回答)
マーケットの状況が良かったため、第2次中計、第3次中計を遥かに上回る投資を行った。
そのために3年連続になったと理解して頂きたい。
単年度の資金収支だけで判断している訳ではない。
(追加で質問:中期経営計画の中で増資は決まっていたのか?)
中期経営計画の通りなら増資は行っていないと思う。

Q8-1.他社では公募で株価が下がった後の総会で、株価を下げるような公募はやらないと明言した所があった。参考にして頂きたい。
(小崎社長が回答)
貴重な意見ありがとう^^

Q9-1.有利子負債の多さをどう考えているか?
(香村常務)
当社はみずほ銀行をはじめとしたメガバンクと良好な関係にある。
また、信託銀行や地方銀行、海外金融機関など幅広い金融機関からの資金調達体制を構築している。
この低利かつ安定した資金調達力が我々の強み。
また、2015年から社債による資金調達も開始した。
多様化・強化に努めていく。

Q9-2.現在は含み益がたくさんあるが、経済には波がある。不況になった際の考え聞かせて。
(小崎社長が回答)
キャピタルリサイクルを国内は始めており、海外も今後は行っていく。
ポートフォリオの入れ替えにより資産の耐性をつけていく。
※キャピタルリサイクル:投資⇒回収⇒再投資

Q10-1.営業外費用67億払っているが、不況になると利息で苦しくなるのではないか。自己資本比率も10%で低く、長期でみると危ないのでは?
(小崎社長が回答)
我々も今の不動産市況は内外ともにかなりピークに来ていると理解している。
金利が上がってきていることも理解している。
そのため、1年前には米国金利の上昇を想定して、80%ほどスワップを掛けて金利の固定化を行っている。
従って、今年の夏場以降は米国金利が上がっても支払い利息は増えないよう手立てを打っている。
キャピタルリサイクルを開始して資産内容を更によくしていくなど、将来に備えて行動している。
※金利スワップ:固定金利と変動金利を交換(スワップ)するデリバティブ契約

Q11-1.現預金が451億あるが多すぎないか?
(香村常務)
新規投資のための流動性確保、資金の効率化を勘案して、適切な維持に努めている。

4348 インフォコム株主総会 質疑応答メモ(2018年6月14日開催)

インフォコムの株主総会が2018/6/14 18:30から開催されました。

場所は六本木ヒルズ森タワー49階

インフォコムは知らなくても、めちゃコミ(子会社のアムタスが運営)を知っている人は多いのではないでしょうか。

業績はほぼ右肩あがり(4348 インフォコム 会社業績

売上原価の割合が年々減っています。

インフォコムの株主総会はお土産と懇親会があるということで参加者は多かったようです。

事業報告他30分、質疑応答は大体30分で時間切れ終了となりました。

質疑応答(要約)

Q1-1.電子書籍。海賊版サイトの話がでる前と後で伸び率の変化はあるか?
海賊版サイトには苦しんだ。
独占配信以外にも色々な施策を打っていたが、常に頭を抑えられている感じがあった。
期初の計画より10億ぐらいたりなかった。
ただ、Q4時点では回復に向かった(まだ一番大きな海賊版サイトは閉鎖にはなっていなかったが)。
足元の数字は悪くない。
やはり海賊版サイトの影響を受けていたのを実感している。

Q1-2.電子書籍でシェアはどの程度か?
上場している会社だけではないので分かりづらく推測だが、おそらくAmazonの次だと思っている。

Q1-3.M&Aの予定
一番M&Aやりたいのは電子コミック、2つ目はヘルスケア。
具体的にここというのは申し上げられないが、200億という金額は必要。

Q2-1.めちゃコミの海外展開。台湾、韓国、アメリカに本格的に進出するのは何年後を想定しているか
そんなに遠くない。何年も先とは考えていない。

Q2-2.欧州への進出は考えていないのか?
基本アジア圏でやりたい。
欧州は日本やアジアに比べてパイが小さく、遠い割に大変。

Q2-3.求人サイトを立ち上げるとのことだが、競合がたくさんある。他社との差別化は?また何故介護か?
介護領域に特化。
実際に介護現場と話しをしていて、単純に紹介だけでない面もある。
この場で詳細を述べることはできない。
現場を分かっている上で求人サイトを立ち上げるから一定の差別化は可能だと考えている。

Q3-1.もっと増配できるよう頑張れ
この中期計画では配当性向30%を目指す。

Q4-1.RPA事業はどういう状況か
子会社がイスラエルの会社からRPAを仕入れて販売している。
色々な自社ソフトウェアパッケージに連動させる形での販売。
実証実験的にRPAカスタマイズもしているが、それを一件づつ他社にやる気はない。
付加価値として付けていく形。

Q4-2.平均年収800万弱で高くね?他社600万ぐらいが平均だが。社員の質が他社より高い?
他社より優れているかは分からないが、社員の質は高いと思っている。
営業利益が上がっている限りは、年収も上がっていく。
それで良いと考えている。

Q5-1.有料職業紹介業のタイムスパン。業績へのインパクトは?
時間軸は既にサイトを立ち上げ済み。
年内中にほとんどの機能を追加したい。
人材紹介業は初めてで、ボリューム感は分からない。

Q6-1.ヘルスケア事業。ソラストと組んでいるがソラストの介護事業所開業(次期50%ほど開業予定とのこと)は売上に乗ってくるか。
ソラストの必要なITをすべて我々がやるという決まりはない。
ソラストが買う買わない関係なく、実験をする際に一緒にやらせて貰える。
ソラストが50%増なら売上が増える可能性はある。
実証実験をさせて頂けるのは非常に大きい。
IT企業が介護領域にITを提案する際、介護現場は非常に忙しくて相手してられないのが現実。
そこをやれるのでソラストには非常に感謝している。

Q6-2.見守りIT。よいデータが集まると思うが、機械学習を用いたAIの活用、新サービスは考えているか。
データの分析等は個人データだから慎重に対応。

Q7-1.楽天みたいに電子図書館は考えてる?
海賊版サイトにアクセスしたのは子供が多かったのではないかと考えている。
子供にとって漫画はそれなりの値段。
図書館である必要は分からないが、将来子供たちに割引もしくは無料にするといった考え方もあり得るとは思っている。

Q7-2.AIテーマとしてなぜ名が上がらない?
我々は自社の製品・サービスにAIを適用。
他社にAIを一からやると考えていないせいかもしれない。
AIは泥臭い仕事で、労働集約的なビジネスになり易い。
自社のパッケージなどに適用するというのが正しいと今は考えている。

Q8-1.帝人など関連会社との連携は?
地域医療は帝人の協力を得ている部分はある。
IT関連に関しては、帝人経由ではあまりない。